Re: 四旬節第１主日(A) - duckbill

2020/03/07 (Sat) 13:02:07

ミサなしでなんとか一週間終えました。
今週末もミサなしです

今週末も東京大司教区のネット配信主日ミサに
あずからせていただきますが、
リアルの主日ミサとはやはり違うなーと
正直感じています。
霊的聖体拝領も良いですが、叙階の秘跡を受けた司祭によって
聖変化されたご聖体に代わるより大きな恵みはない
ように思いました。
とはいえネット配信主日ミサももちろん恵みですので、
心より感謝して与らせていただきます。
配信してくださる皆さま、菊池大司教さまに心よりお礼申し上げます。

さて、今週は長崎の高見大司教さまのお言葉に従い一週間を過ごしました。

『主日のミサに代わり、以下のことを行うようお勧めします。

　① できるだけ家族そろって当日の聖書を朗読し、可能なら、読んで感じたこと、
考えたことなどを少し分かち合ってみてはいかがでしょうか。

　② 新型コロナウイルスの犠牲者、感染者のため、また終息のために皆でロザリオを唱えるようにしましょう。』


ロザリオを通して福音をよく黙想できました。
苦しみの神秘の時には、新型コロナ関連だけではなく、
苦しんでいる人のために祈り、
主の苦しみの意味、私たちの苦しみ、その後にくるもの
などについて照らしを受けることができました。

また聖書の分かち合いは家族ではできない人も、ここが
皆さんと分かち合いの場の一つとなればいいなと思っています。


そこで、前置きが長くなりましたが、今週の分かち合いを書きます。

今週は創世記について考えたことがあります。
それは「選択」と「従順」についてです。
私たちの社会はある意味、選択する、選択しなければならない事が沢山あるので
一見エバの判断は間違いであっても自然な流れのように思えます。
エバは結局神の掟と悪魔の誘いを天秤にかけて、自分の欲望に従い「選択」したのです。
神の掟は絶対で、真理ですから、これには選択の理由などないはずだということに気づきました。
ただ「はい」と従うことだけが道となります。
ここからマリアがいかにエバの対照的存在なのか、なお一層分かりました。
神の掟には「はい」しかない。「従順」以外ありえないのです。
「選択」しようとするなら、どこかに悪魔の誘惑が潜んでいるのだと思います。
悪魔はエデンの園の時よりもっと巧みに光を装ってやって来ているように思います。
いろんな情報、思想などがこの世界には溢れています。
その中で神の教え、掟から離れず、
神の前に「はい」と言えるようロザリオの祈りを通してマリア様と一緒に祈っていきたいです。