Re: 年間第2主日（C） - duckbill

2019/01/25 (Fri) 18:44:04

今週の福音はカナの婚礼の箇所でした。


今回は二つの事が心に浮かんできました。
一つはマリア様です。
マリア様といえば信仰者の鑑ですよね。
全く疑わず神を完璧に信頼しておられた方！
信仰者の最高のモデルです。
マリア様の信仰の深さに適う人はいません。
以前あることをマリア様に取り次いでいただきたくて
ロザリオを毎日毎日数年に渡って数千環唱えたことがありました。
その結果何が起きたと思いますか？
願いはすぐに実現しませんでしたが、
神様にその事に関して全く信頼して委ねることができる
信仰をいただけました。
最終的に願いは叶えていただけましたが
それ以前に神様にすべてを委ねることが最も良い選択であり
必要な決心であることを学ばせていただきました。


もう一つはイエス様に関することです。
残念なことに多くの人がイエスより
身近な神父や聖人に心が向いています。
具体的に目に見える、より身近な人に期待する気持ちは
分かります。私自身そうでした。
聖人のような神父に出会ったこともありますし・・・
そういう時はイエス様の言葉より
神父様や聖人の言葉に耳を傾けていたものです。
聖人の書いた本にも大いに助けられました。
だからそれが決して悪いこととは思いません。
でも、でもです！イエスは過去の人ではなく
今現在生きて関わって下さっているのです。
聖人や神父様方をないがしろにするわけではありませんが,
彼らは今生きているわけではありません。
でもイエスは神であり、今現在生きていて、
すべてを共にして下さっているのです。
そのことを今一度想い起こしました。
教会の聖書の分かち合いのグループでは
毎回「復活されたイエス様」と呼びかけて皆で祈っています。
今生きておられるイエス様をもっともっと
大切にし、親しく関わっていきたいと思いますし、
全ての人がそうなればよいなと願います。