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KINOKOlogy 〈 聖書の分かち合い〉

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年間第25主日(A) - 2017/9/23ー2017/9/29

2017/09/23 (Sat) 11:44:42

ご訪問ありがとうございます


「聖書は、神と人間の絶えざる対話です。それも、
神がその中でますますわたしたちに近づいて
ご自身を示してくださる、継続的な対話です。
(ベネディクト16世)」

聖書を読んで心に響いた箇所など
一緒に分かち合いができればうれしいです
ご参加心よりお待ちしています(^O^)/


今週の投稿期間
9月23日(土)~9月29日(金)

Re: 年間第25主日(A) - 南国ココナッツ

2017/09/23 (Sat) 14:54:15

天が地を高く超えているように

わたしの道は、あなたたちの道を

わたしの思いはあなたたちの思いを、高く超えている。

人間は神様から作られた被造物。神様と人間、創り主と被造物、この違いは絶対的なものです。
旧約時代、人間が神様に近づこうとバベルの塔を作りましたが、とんでもありませんでした。現代の人間は飛行機で空を移動し、地上を車や列車で高速移動し、大陸間の海を大型船で移動、物資の運搬をし、地球の裏側の人とも会話ができ世界の情報が瞬く間に手に入る、そんな状況ですがそれがなんでしょう。これすら神様が許されてのことでしょうから。
被造物が神様に近づくことなんて絶対にできません。
一個の人間として(私は)親から生まれ、育てられ、教育を受け社会に出て働き、結婚し子供を授かり、育て、車を持ち、我が家を持ち、退職し老後を迎える。今まで生きて来て人生は楽しく幸せな時期があり、どん底の苦しみの時期も経験した。人間の生の虚しさはすでに聖書に書かれていますがまさにその通りで、どんなに楽しい時でもどんなに満足している時でも長続きせず、過ぎ去ると何か虚しさを感じます。そしてまた次の楽しみを求めます。
人間は神様に作られたもの。だからこの作られた世の中では本当の満足は得られないでしょう。
創り主である神様をいつもたより、いつも一緒にいていただくことを望みいつも心を神様に向けていたいと思います。

Re: 年間第25主日(A) - duckbill

2017/09/29 (Fri) 12:51:10

今週は「ねたむ」という言葉に目が留まりました。


福音書のたとえ話の中では

『最後に来たこの連中は、一時間しか働きませんでした。
まる一日、暑い中を辛抱して働いたわたしたちと、
この連中とを同じ扱いにするとは。』
と不満を言っています。

暑い中を汗を流して一日中働き、
疲れて一日を終えた人にとって、
比較的涼しくなった夕方に来て
一時間だけ働いた人と同額ではなく、
より多くの報酬を受け取っていいはずだ!
と文句を言うのは正当なことのように感じますが・・・
もちろん、このたとえ話は神と人間の関係の話ですから
現実社会でそのまま適用されるべき労働と報酬の
話とは違います。


むしろここで注目すべき点は
主人を無視して労働と報酬の関係を
「自分」が決めているところだと思います。
結局自分の考えと主人の考えの違いから
不満が出てきました。
つまり、主人の判断より自分の判断を
優先してしまったんですね。
それを神と人間の関係に当てはめてみると
人の傲慢さというものを想起させられます。
たえず、「こうであるべきだ」とか
「こうなるはずではないか」などと、
神のご計画より自分の予想や考えに傾きがちです。

まず、傲慢があり、次に「ねたみ」が生じる
のではないかと思いました。
傲慢の状態にある時には神をすでに無視しています。
だからすべての判断は自分の基準に基づきます。
そのため、他の人と自分を比較し、自分が判断して、
優越感に浸ったり不満を抱く結果になってしまいます。
もはや自分の目に映るのは、自分と相手だけで
そこに神は存在せず、
自分が神に成り代わって裁きをくだしています。

「ねたみ」というのは嘘と並んで悪への傾きだと
聞いていますが、たしかに経験からも^_^;
誰かをねたんだ途端、神から離れる罠にハマってしまい、
どんどん心が穢れ、神の知恵を受け入れられなくなります。
とにかく「ねたみ」の行きつく先は惨憺たる所です。

「ねたみ」を防ぐにはどうしたらよいか?
自分の判断優先という傲慢に陥らないように気をつける
ことかなーと思います。
神と繋がり、神と共に眺めてみる・・・
片時も神のいない世界を自分の心の中に作ってはダメですね。
納得できない事が起きても、神さまを心から信頼して
必ずすべてを良い方向へと導いて下さる…と、
すべてを委ねることだと思います。

素直な心、神様に寄りすがる心で
ぶどう園に飛び込んで行けたらなぁ…

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