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KINOKOlogy 〈 聖書の分かち合い〉

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年間第21主日(A) - 2017/8/26ー2017/9/1

2017/08/26 (Sat) 09:56:48

こんにちは
ご訪問ありがとうございます


聖書は神の言葉なので
他の本とは全く違います。
聖書をじっくり味わうことによって
今抱えている問題を別の角度から見たり
案外見えていない自分の本当の姿を知る
ことができるかもしれません。
とは言っても、どんなことでも結構です。
心に浮かんだことなど何でも自由にお書き下さい。

聖書は毎週ミサで朗読される箇所です。


今週の投稿期間
8月26日(土)~9月1日(金)

Re: 年間第21主日(A) ひるた

2017/08/26 (Sat) 11:23:53


福音朗読(マタイ16章)より

15イエスが言われた。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」

16シモン・ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えた。

17すると、イエスはお答えになった。「シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ。あなたにこのことを現したのは、人間ではなく、わたしの天の父なのだ。

18わたしも言っておく。あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。陰府の力もこれに対抗できない。

19わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。あなたが地上でつなぐことは、天上でもつながれる。あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる。」


今回私はこの福音朗読を聴いて、「制度としての教会」と「教会の権威」について考えさせられました。18節でペトロ(いわお)の上に「わたしの教会を建てる」とイエスは言われています。私は『聖書思想事典』で「教会」の項8頁半を丹念に読みました。その一個所を引用してみます。

──教会は、一定の制度をもつ、目で見ることのできる社会であり、地上に神の国を開くものである。さらにそれは、岩の上に建立され、使徒的権能の行使と聖餐の執行によって、キリストの現存を永続的なものとしながら、地獄にうち勝ち、そこから魂を奪い返すものである。教会はこのように、命と赦しの泉として存在する。──

教会は「一定の制度をもつ、目で見ることのできる社会」であると言われています。これには深く納得しました。また19節から、イエスはペトロと最初の使徒たちに「権威」をお与えになったこともわかります。

「あなたはわたしを何者だというのか」とイエスに問われて、ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えると、「シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ」とイエスはお答えになります。

ここには神と神の花嫁である教会との心温まる交流があります。「あなたは幸いだ」とイエスは言われるのです。

まるで私に言われているような気がして泣けそうでした。私も教会の一員だからです。

Re: 年間第21主日(A) - kinoko

2017/08/29 (Tue) 01:59:47

今週の第二朗読はパウロから他の教会の人々へのお手紙というよりも、なんだか、まるで独白のようだなと感じました。
それだけにパウロの情感がものすごく伝わってきて、
共感を覚える、という冷静な表現だけでは言い尽くせないほど、共感しました!
きっと聖霊のおかげなのでしょうね(感謝)
パウロが、神様がいかにすごくて、如何なるものか、全て言い尽くしてくれてるので、当然私は何も書くことはありませんが、パウロのものすごくエネルギーボルテージの高い心情に圧倒されると同時にとても共感させられました。
ほんと、神に栄光です!(*゚▽゚)ノ

福音書では、神父様のお説教にこんな話がありました。
友人が、自分のことをどう思うか尋ねてきたら、あなたの返答によって、その友人のことをどう思っているのか、その友人との関係性がみえてきます。
司祭になる前、終生誓願をたてる前の1ヶ月間、この福音書の箇所に出てくるイエズス様の質問と同じ質問「周囲の人間は自分のことをそう言うが、あなた自身はどう思っているのか?あなたにとって私はどのような存在なのか?」という質問を1ヶ月間毎日黙想し、答えを探していくという修練があったそうです。
あなたはイエズス様をどう思っていますか?
あなたにとってイエズス様はどういう存在ですか?
私も自問してみました。
友人から聞かれた時のように、身近な人から聞かれた時のように具体的に考えてみました。

イエズス様は、私のために十字架につけられて私の罪を贖って下さった方。そして死に打ち勝ってご復活され私たちを救って下さった方。
私が教会から離れていた時に、ものすんごい力で、引力で(?)、呼び戻して下さった方。
いつも変わらず私を愛して大事にしてくださる方。

よくよく慎重に、自分の心に嘘がないか確かめながらここまで考えてみたところで、急にドワっと涙が出てきて、言葉で表現しにくい感動に包まれました。なんて高貴で完全な方なんだと、面と向かって顔向けすることができないような、そしてそんな方が自分を救って下さった、傍でいつもみて下さっている。

現在のところは私にとってそういう方です。
これからまた、時々、イエズス様が私にとってどういう方なのか、どう思っているのか、黙想していきたいと思います。

Re: 年間第21主日(A) - 南国ココナッツ

2017/09/01 (Fri) 08:08:58

あなたはペトロ。

わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。

あなたが地上でつなぐことは、天上でもつながれる。

あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる。

イエスが天国の鍵をペトロに授けてから2千年が経ちました。ペトロの後継者は脈々と続き現在のフランシスコ教皇は第266代目です。カトリックの中では教皇、枢機卿、司教、司祭、助祭と序列はありますが、世界各地で司牧する司祭の権能はペトロに与えられたものと同じと考えます。私たちの身近なところではクリスマス前やご復活の前に信者は告解をし告解によって罪を赦され(赦しの秘跡)罪から解放されます。
ペトロに与えられた鍵によって私たちは地上で解かれ、天上でも解かれます。
こう考えると目の前の司祭に告解をしていますが、私たちはイエス様に話しイエス様が聞きイエス様が赦しを与えてくださっていることがわかりました。
他にも洗礼、結婚、堅信、聖体など7つの秘跡がありますが、この鍵によってつねにイエス様が私たち信者ひとりひとりを守られていることが解りました。
神に感謝します。

【イエス様が訪れたフィリポ・カイサリア地方とは】
新約聖書に登場する地名でヘルモン山南麓の高台に位置した町で旧約聖書時代のバアル・ガドやバアル・ヘルモンと同じ場所のようです。現在の名称はパニアス。
この地名はヘロデ大王の息子ヘロデ・ピリポが町を整備して、地中海沿岸のカイザリヤと区別するために、自分の名前を加えて、カイサレエイアー・テース・ピリプー(ピリポ・カイザリヤ)と改めたもで、この場所は前198年、アンティオコス3世がエジプト軍を打ち破った古戦場であり、前20年にはヘロデ大王が皇帝アウグストゥスからこの町を与えられて、記念に皇帝の像を安置した神殿を建設した場所でもあります。
今週の聖書でペトロが「あなたは、生ける神の子、キリストである。」と告白したのがこの場所です。
※ヘルモン山:レバノンとシリアの国境にあるアンチレバノン山脈の最高峰で、標高は2,814m。


Re: 年間第21主日(A) - duckbill

2017/09/01 (Fri) 15:16:50

今週はパウロのローマの教会への手紙11章33‐36節
を読んで考えたことを分かち合いたいと思います。


美しい自然を見る時、日々の出来事から、
また音楽や他の芸術に触れた時、
そして聖書を通して、祈りを通して、
神のことを想います。
しかし神はパウロが言うように人間が究めたり
理解することができないほど偉大です。
だから実際には想像することもできないのですが、
人の姿で現れた神、イエスの言葉と行い、
そのご生涯のすべてから伝わることもあります。
それは神がどれほど慈しみ深く、優しく、
人を深く愛しておられるか、ということです。

神と人との接点は、そのスケール、差異が
どれほど大きくても、「愛」だと思うのです。
神の愛は完全無限で人の愛は小さく不完全ではありますが…
それでも神がわたしを愛しておられ、
それに応えてわたしも神を愛する時、
神と繋がることができるのだと思います。
さらに神と繋がることによって、わたしの愛は成長し
人を愛することもできるようになると思います。

もちろん神の愛はすでに私の内にあるのですが、
それに気づかない鈍感さに覆われている時でも
真剣に心から求めるなら
必ず神の愛に触れることができると思います。
愛は言葉を超えて存在しており伝わるものです。


「だれがまず主に与えて、
その報いを受けるであろうか。
すべてのものは、神から出て、
神によって保たれ、
神に向かっているのです。」


なにより最高のものである「愛」が神から出て、
神によって保たれ、神に向かうものであるなら
まず神が愛をわたしに与えてくださり、それによって
わたしも愛の掟の喜びを味わうことができるようになるのでしょう!

『心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、
あなたの神である主を愛しなさい、
また、隣人を自分のように愛しなさい』

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